紫外線による劣化を防ぐ結束バンドの特徴と用途

バンドの裏面に備わった凹凸部が噛み合わさることで、一度締めると緩むことがないという性質を持っているのが結束バンドです。

1970年に日本の工業部品メーカーが開発販売をしたアイテムで、バンドの裏面に備わった凹凸は国際特許を取得したほどです。今では世界各国で使用されている日本を代表する発明品となりました。この結束バンドは一般的な製品だとポリ塩化ビニールを素材として作られており、屋外環境では紫外線を受けることで短期間で劣化するのが特徴です。もともとは配電設備等で電線を束ねるために開発されたものであり、屋外の使用を想定していないものでした。昨今では多用途で用いられるアイテムとなり、屋外使用向けの紫外線による劣化を防ぐタイプも登場しています。紫外線に対して高い耐久性を持つ結束バンドは、「UFシリーズ」という名称で呼ばれているものです。

このバンドの特徴はポリプロペンという合成樹脂を素材にしており、さらに内部に直径0.02mmの銅で作られたワイヤーを網状にして含ませています。銅は紫外線を受けると硬化するので、結束バンドがひび割れてしまうのを防いでくれます。「UFシリーズ」のバンドは主に太陽光パネル板の固定や、建設現場の足場の組み立てに使用されています。形状は一般的なバンドよりも大きいですが、一度締めると緩むことが無いという性質を持ち合わせたもので現場作業を効率的に進めるのに役立っているアイテムです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *