結束バンドはとても原理なものですが、結束と言うのはどのような状態を言うのでしょうか。

元々は結束機と言うものがあり、荷物などをバンド状のもので縛るために使われる機械を呼ぶ言葉でした。梱包機と呼ばれることもあり、基本的に持ち帰る時にバラバラにならないように加工する目的で使われていました。複数のものを束ねることが結束と言う意味合いになったものです。同じようにケーブルの束をバラバラにならないように固定する紐状のものを結束バンドと呼ぶようになりました。

そのほかにも素材を表すナイロンバンドや、商品名であるインシュロックやタイラップと呼ばれることもあります。呼び方はいろいろありますが、目的は結束することにあり構造も基本的に同じものです。結束バンドにはいろいろな素材が使われていますが、そのような違いで呼び方を変えることはなく、基本的には同じ呼び方をしています。それは素材による違いがあまり意味がないからかもしれません。

結局は中のものがしっかりと固定されれば問題ありません。特徴に違いがあることもありますが、それでも耐候性や耐油性などのそのままをつけて呼ばれることがあるぐらいで、呼び方が変わらず同じです。色の違いや長さや太さも名前に影響を与えることがありません。使い方を名称にしたことから、広く同じ名前で呼ばれるようになりました。用途がはっきりわかって、言いやすいことからこれからもこの呼び方に変わりはないと思われます。