テレビやゲーム機・パソコンをインターネット回線に接続するのは、lanケーブルを使ってモデムと各端末を接続しなくてはいけません。

モデムのすぐ近くに端末があれば問題はありませんが、戸建て住宅だと1階から2階・3階とモデムから離れた部屋に端末を備えているご家庭も多いことでしょう。この場合、長いlanケーブルが必要ですが、家電量販店やネット通販では長くても15m以内のものしか販売されていません。それ以上の長さが必要となった場合、あるアイテムを用いることでケーブルを延伸させることができます。

ケーブルを15m以上の長さで使用するのは、「lanケーブルジョイント」というアイテムを購入しましょう。このアイテムはケーブルのオス端子同士を接続できるもので、15mのケーブルを2本用いれば30mにまで伸ばすことが可能です。家電量販店で1個1000円～2000円で販売されていますが、購入時には1つ注意することがあります。それは、15m以上の長さで利用する場合は、ブースター機能を有しているlanケーブルジョイントを購入しましょう。

lanケーブルは、ケーブルが長くなるほど通信速度が低下する性質があります。15m以下なら問題はありませんが、それ以上の長さになると大幅に通信速度が低下するので、弱まった通信信号をブースターで増幅させなくてはいけません。そのため、延伸目的で使用するジョイントにはブースター機能が備わっているものもあります。