結束バンドを利用する方法では、普通はコード類を束ねるときに使うものになり、輪の状態を作りヘッド部分の穴に通すだけで簡単にロックできる簡単な使い方です。
子供でもこの範囲の作業は難しいものではなく、特別な工具も必要としていません。結束バンドを強く締めようとして工具の力を使ってしまうと、束ねるコード類に圧力が掛かってしまい、傷める可能性があるので手作業の方が安全です。ある程度の締め付けを手の感覚で作業をする方法になり、少しの隙間が合った方が逆にトラブルは起きにくい傾向にあります。ところが、使い方次第では手作業だけでは取り付けすることができない事例はあります。
結束バンドを壁面に固定したい際には、先端部分に木工用のキリなどで穴あけ加工をして、バンドの幅に適合するビスをプラスドライバーで打ち込み際には工具が必要です。固定には別途フック型やL字型の金具を利用する際にも同じようにドライバーは必須工具です。更に結束バンドの用途では、特に屋外で加工した物に対して巻き付けることを希望される方は存在しています。
構造物に穴を開けて何かを固定したり、落下しないように使うような作業では、構造物が木製以外の金属や硬質プラスチックなどが対象の場合は、普通のキリでは穴を開けることができないので、インパクトドライバーが必要です。インパクトドライバーでもビット部分に素材に合わせた下穴用のビットを付ける必要性があるので、この範囲の作業工程では電動工具も欠かせません。